米国カイロ大学出身の経験豊富な米国州政府公認カイロプラクターが施術
ケアカイロプラクティック
東京都練馬区栄町17-3 B1-3 新桜台駅3分、桜台駅7分、江古田駅6分
カイロプラクティックの歴史は1895年、創始者であるD.D.パーマーが長年難聴を患っていた男性の背骨の歪みに注目し、それを矯正したところ難聴が治ったことから始まり体系化されました。パーマーは外傷(物理的)、毒(化学的)、自己暗示(精神的) が原因となり背骨の歪みを生み、その背骨の歪みが神経の流れを妨げ、この神経の乱れは体のアンバランスやさまざまな体の不調を生じ、病気はそれが進行した状態であると考えました。この神経の流れをを妨げている背骨の歪みを矯正し、健康に導くいうのが伝統なカイロプラクティックの考え方です。古代ギリシャ語でカイロは「手」、プラクティックは「技術」を意味しています。
世界保健機関 (WHO)のカイロプラクティックの一般向けの定義は、日本カイロプラクターズ協会(JAC)によりますと、『身体の構造(特に背骨や骨盤)と機能に注目した専門医療です。カイロプラクティックの施術法は、施術者によって様々ですが、主に脊椎やその他の身体部位を調整(矯正)することにより、歪みの矯正、痛みの軽減、機能改善、身体の自然治癒力を高めることを目的としています。』とあります。これまでの多くの研究や経験によって近年では、姿勢や背骨、骨盤の歪みは神経系や筋肉の働きのアンバランスがもたらした結果で、この神経や筋肉の機能回復を図るために様々な方法が開発されて、カイロプラクターによって診断方法や治療方法が多種多様になっています。
カイロプラクティックは整体と同じ手技療法ということで混同されることが多いのですが、実際には治療に対する考え方が全く違います。整体は、日本古来からある伝統療法で、日本国内で発展しました。その起源は東洋医学、カイロプラクティックやオステオパシーなどの技術を取り入れて主に主従関係で継承されてきました。このため整体には多種多様の流派が存在し、それぞれが様々な治療法を取り入れたり参考にしたりしているため一貫性がなく、効果と安全性の評価がないのが現状です。
接骨院・整骨院は柔道整復師が開く治療院です。柔道整復師は日本独自の国家資格で、その名の通り柔道・柔術から生まれ、ほねつぎとしても知られており、主に捻挫、打撲、骨折、脱臼などの外傷を治療する専門家です。しかし、実際にはこれらの外傷はレントゲンを撮るために現在では整形外科を受診することが多く、多くの接骨院は専門外である慢性腰痛や肩こりの治療を行うためにカイロプラクティックの技術を取り入れているものだと思われます。
カイロプラクティックは現在、カナダ、英国、オーストラリアなど、世界40ヶ国以上で法制化され、世界中の人々の健康に寄与しています。特にアメリカでは腰痛や頚部痛、頭痛など、筋骨格系が原因と考える症状のときは、病院へ行く前にまずカイロプラクティックを受診することが日常になっています。多くの国々で医学部と同等かそれ以上の大学教育が行われていて、それと同時にカイロプラクティックの有効性の研究が進み、より効果的で安全な治療が受けられるようになっています。
日本では残念ながら、まだ法制化されておらず国が明確なガイドラインを設けていないため誰でもカイロプラクティックを行うことが出来る状態にあります。日本全国に2万件以上のカイロプラクティック治療院がありと言われ、その多くは数週間から1、2年の養成所で学んだ方々で運営されており十分な知識や技術が無いと考えられるため安全性を欠く治療が行われているのが現状です。一部にカイロプラクティックは危険で効果がないと思われているのはこのためですが、実際には世界中で利用されていて有効性も認められています。